「男なら自己破壊を。」
- Admin
- Aug 25, 2017
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『ファイト・クラブ』(99) ロックな気分にさせてくれる映画といえば、『ファイト クラブ』しか思い浮かばない! 殴り合うことで「生」を実感するという自慰行為。拳を交える男たちの姿を通じて訴えかけるこの作品の本質は、1998年の映画公開から約20年経った今でもセンセーショナル過ぎて、見終えた後に独り興奮してしまうほど。 観る者の気持ちをドーンと突き落とすような、デヴィッド・フィンチャー監督によるダークな映像も刹那的で美しい限り。そして、アナーキーなタイラー・ダーデンを演じるブラピがとにかくカッコ良い! 私の中ではこの時代の彼が一番キラキラして見えるのだけれど、そう思う人は少なくないはず。エドワード・ノートンによる保険会社に勤める不眠症の「僕」の怪演も最初から最後までハラハラしてしまう。 あまり書いてしまうとネタバレしてしまう作品だけれど、以前に観た人はもう一度振り返ることで必ず何か大きなものを得るはず。それくらいの破壊力、この映画は持っています。





ロックな音楽を楽しめるのはもちろん、まわりに振り回されることなく自分の欲や、やりたいことに忠実に人生を生きる若者たちの姿勢もとってもロック! 元気になりたい、そんな時にお勧めしたい、そんな映画です。
















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